ジョンの曲が続いております。
でも、このタイトルをつけざるを得ない・・・
(あ、ちなみに私はジョンの曲で、この曲が最も好きでございます。)
私、どこかの記事で、船の話をしたと思います・・・
これや・・・
今回はこの話をしたい・・・
完全におふざけ記事です。
いや、ある意味、
海人(うみんちゅ)の本気(マジ)か?
それでは、どうぞ。
八重山諸島 事前知識
さて、まずゆっくり行きましょう。いきなり飛ばしても、ワケワカンナイですからね。
まず、八重山諸島について触れておきましょう。
私も、実際に島へ行くまで、というより普通に途中で調べて知ったのですが、こんな地名というか地域の名前があるんですね。
それでは行きましょう。
八重山諸島について。
八重山群島(諸島・列島)は、
北緯24度2分~25度55分、
東経122度55分~124度34分の範囲にあり、
南西諸島の中でも台湾に近い、
南西端に大小32の島々で構成されており、
与那国島は我が国の最西端に、
波照間島は我が国の有人島の中で最南端に位置しています。
沖縄本島(那覇)から石垣島までの距離は約411kmあります。
沖縄県公式HPより引用
ほう。
ここが八重山諸島なんだね。
ちと、イメージがわかりづらいかもしれませんので、地理的に列島を見てみましょう。
https://www.orion-tour.co.jp/air/fair/okinawa/theme/yaeyama/ より引用
よし、これでわかりやすいだろう!
お!こっちの方が那覇市がある本島も含まれていてわかりやすいか!?
https://www.okinawastory.jp/access/info/yaeyama_region より引用
私も改めて、イメージが湧きました。
三つ目の、沖縄観光情報Webサイト おきなわ物語の地図が非常にわかりやすいです。
こう見ていただけたらわかると思います。
八重山諸島の、要は離島を旅する上で、石垣島は所謂、心臓となります。
ハブ空港的な、さまざまな方面へ海路・空路があるわけです。
与那国島(最西端の島)や宮古島、もちろん本島へも移動ができますね。
特に、与那国島を除き、ほとんどへの離島へは“フェリー”が主な交通手段となります。
あえて赤字にしました。これが今回面白い話題ですので。
繰り返しになりますが、島の地理図を見ると、フェリーでの移動時間から、それぞれの離島の距離感が少しわかるかなぁと思います。
特に、私が今回訪れた、八重山諸島に属する島はこんな感じです。
- 石垣島
- 竹富島 (石垣港より約10分)
- 西表島 上原港 (石垣港より約40分)
- 波照間島 (石垣港より約1時間)
と、さてまぁ、こんなもんでいいでしょう。
ただね、だいたい予想到着時間より早く着くんですよ。
なんでだろう。この記事で、解明されます。
八重山諸島における船事情
さて、こちらも実は伏線があったのです。
この、八重山諸島の海を支配する、いやちょっと間違えた、海路と船旅を支える会社は大きく2つあります。
そちらをご紹介いたします。
1 八重山観光フェリー
2 安栄観光
この2社です。
これが悪夢の始まりだったことは、まだ誰も知らない。
いや、現地の方は、大変熟知しているか…
悪夢のはじまり
さて、上述しましたように、私はこの流離にて、石垣港より3つの島へと渡りました。
往路復路で数えると、6回ですね。
その中で、西表島へ行く1度のみ、八重山観光フェリーを利用させて頂きました。
それも結構、荒れてたんですが。
そして、残りの5回は、そうです。もう一社。
こちらを利用しました。
これが、間違いだった、楽しかった。
いや、ムッチャ揺れるんすよ。
私、あんまりフェリー自体乗ったことないんですが。
地元は田舎で、山ばかりなので海がないのです。
それは置いておいて・・・
それでは違和感を感じた出来事を。
安栄⚪︎光の違和感
あり得ない天候での決行
コチラモアゲマシタネ。
西表島三日目。一度、石垣港へ戻り、そこから波照間島へ向かおうと思っていた矢先。
西表島から石垣島へ行く前の天候です。
雨、スゴない?
この時点で、実は八重山観光フェリーさん、欠便になっています。
聞いてはいましたが、やはり南の島は天候が変わりやすく、現地の方にとっても天気予報なぞ当てにならないそう。
逆に、雨が降り1、2時間経つと止んだり、そんな天候らしいです。
ただ、真の海人(うみんちゅ)、安栄観光はその脚を止めることは知らない。
普通に走ってました。
むしろ、助かったんですが。
ゲロゲロに酔う 1回目
西表島から石垣島へ向かう航路。
雨はおさまりましたが、波は荒れています。
私、基本動画を撮る際はカメラを置いておりますよ。それでこの揺れ。
いやいやいや・・・
いやこれほんと、ゲロゲロなりますよ・・・
ここで、わたくし、ノックダウン。
K.Oです。
おわりました。
旅はここにて終了。お疲れ様でした。
Fin.
なんて終わるかい!
ユーグレナ石垣港離島ターミナルにて
さて、地獄を苦しみ、石垣港へと戻ってきた顔面蒼白、真っ青、離島の海のブルーみたいな顔した私。
次の目的地、波照間島への便まで1時間ほどある。
しかも、救いのないことに、波照間への便は、安栄観光のみしかないそう・・・
ゲロゲロゲロゲロ…
酔い止めを購入しました。
そして、別件ですが、バイクを乗っている際に、コンタクトが乾いてしまうこともあったため、ターミナル売店にてサングラスを購入いたしました。
その売店にて、先ほどの一件をお話ししたんです。
すると、ゆったりした女性がこう言い放ちました。
「あ〜笑 あれ、アトラクションだよ。」
彼女の言葉によると、安栄観光は、一説にはこう呼ばれているそう。
海の暴走族
海のファイター
海人精神みなぎる
「硬派のアンエイ」
伝説のアンエイ
怖いよぉ・・・・・
どんなセーラーが操縦してんだよぉ・・・
地獄への片道切符。
生きて帰れられるのか、オレ・・・
ちなみに、Youtubeでも紹介されています。
めっちゃ面白いので、よければどうぞ。
波照間島への地獄道
綺麗ですねぇ・・・
島にて、ゆったり過ごしたいものダァ・・・
いやこれもう、怪しいやん
無理だよ。
もうやめようかな。いけないって。
離島とかどうでもいいよ・・・
なんで気づかなかったんだろう・・・
ちなみに、ターミナルで聞いたお話ですと。
船の前方はめちゃくちゃ揺れるそう。逆に、
船の後方は比較的揺れが少ないそうで、そちらをお勧めされたのですが。
酔いを落ち着けるために、港にて、ゆった〜りと休憩していましたら、普通に埋まっちゃってましてて。
空いていた席は。
最前列。
よし。
いこう。腹を括る。
港を出るまでは、車で言うとセカンド。ギアを2くらいに入れているわけです。それが上の動画です。
なんか、普通に、笑えん話で事故とかもあるらしいです。シートベルトは必須ですよ。
港を出ますと。
素人ですので知りませんが。なんか制約かなにかがなくなるんでしょうね。
急にギアあげるんです。
こちら。
なんかよくわからないですけど、100km/h近く出るそうですよ。
安栄観光、本気出しすぎでしょ。
つかぬまのオアシス
い、生きて波照間へ来られた・・・
波照間記事はこちら。
最後の船旅
朝イチで石垣へ向かったんです。
この便は、ぱいじま2という、大型高速船でした。大型ですよ。そりゃ速度出さないと思うじゃないですか。
便情報を見ると、通常の高速船は1時間ほどで石垣港と波照間港を繋ぎます。
この、ぱいじま2は大型便で、様々な積荷を乗せるそうなので、さほど速度も出ないそうです。
要する時間は80分ほどらしいです。
・・・。
50分くらいで着きましたよ・・・
後半になるにつれて波の挙動が。あの、ヘンだよ。
なんとか、なんとか、生きて帰ってきた・・・
あぁ、ほんとうによかった。
南の海に、骨を埋めることになるところだった。
以上・・・
思い出すだけで、、、オェ……
海のギャング 安栄観光
はぁ。大変でした。
海のギャング、いやもとい、南の海の暴走族、違う。
私の海旅を支えてくださった安栄観光さん、
ありがとうございました。
とっても、面白かったです。はぁ・・・
またご利用させて頂きます。
(Yellow Submarine でもなんでもない、むしろ Pirate Ship 海賊船だよ・・・)
以上。
後日譚Ⅱ おしまい