WOW WAR TONIGHT 〜時にはおこせよムーヴメント〜

だめだめな日
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「WOW WAR TONIGHT〜時にはおこせよムーヴメント〜」
by H Jungle with t

たまにはこうして
肩を並べて飲んで

ほんの少しだけ
立ち止まってみたいよ

純情を絵に描いた様な
さんざんむなしい夜も

笑って話せる今夜はいいね…

温泉でも行こうなんて
いつも話してる

落ちついたら仲間で
行こうなんてでも

全然 暇にならずに
時代が追いかけてくる

走ることから
逃げたくなってる

流れる景色を
必ず毎晩みている

家に帰ったら
ひたすら眠るだけだから

ほんのひとときでも
自分がどれだけやったか

窓に映っている素顔を誉めろ

H Jungle with t
「WOW WAR TONIGHT
〜時にはおこせよムーヴメント〜」




当たり前のことが

そうじゃない


ふと。

ふとしたときに、頭をよぎることがあります。

いろんな可能性があったのではないか、と。

バタフライエフェクト、のように。

ある、小さな物事・行動のひとつが、未来・将来へ大きな影響を与える。

これは結果論でしか、ないんですがね。

それを観測することで言えることでしかない。


それでも。

私だけでなく、他の街ゆく人々。

皆、数え切れない未来・将来を抱えて、そこに発生した。

いえ、こういう言い方はよくないな。

おおかたの人間。一部を除いて。

話が逸れそう。家庭環境や、持病、逃れられない運命を背負って発生している人間もいる。

一括りに、皆が将来は無限大だ!とは、烏滸がましく、表現できない。

撤回。


さて。

話を戻そう。

私の、一個人としての、記録を綴る。

私自身も、手前味噌ではあるが。

ある意味決まった路線、専攻として、不変に近い未来を辿る、予定であった

それが、はたまた。

やりたいことをやる、だなんて。

そんな夢を描いてしまい。

私の大好きなオフロードバイクのような、アドベンチャー仕様で、未舗装路や荒廃した街を進んでいくような。

そんな、迂回路?を通ることを、自らの意思で、やりたいと感じた学問を選び、進んだ。



その当時から、思ったことがあった。

旧友と会うごとに、あれ、私は道を間違えたのではないかと。

元、いた場所へ戻ることはできないけれど。

元、いた場所から進んで行った方が良かったのではないか、と。

でも。

それって、誰にとって良い、ことなのだろうか。

私のため?
建前のため?
将来のため?
安定のため?

誰のためだろう?

でも。

本当に、有り触れた言葉すぎて、使うのもお恥ずかしいが。

未舗装路、いえ、自身が選んだ道での、

出逢いや、経験、というものは掛け替えのないものであった。


“元、いた場所” では逢えなかったような人間。

指導教員。
いかにも、昭和臭く、曲がったことが大嫌い。
何度も厳しく叱責された。今では愛情だったと気付いた。
あの理不尽は…愛情じゃあないな。

同期。
研究の闇に染まって、関わりが減った友人。
研究からずっと逃げ続け、最後に向かい合ったキャンパー。

後輩。たくさんいたな。
とても狡猾賢しく、昭和臭い指導教員の目から唯一逃れ、うまく生きたあいつ。
マイペースな100kg超のラグビーアメフト部。
毎年夏に、我が地元へ来てくれて、ムーヴメントを起こす北の後輩。

“元、いた場所” にはなかった環境。

とにかく、自身が選んだ場所は、研究の場だった。
何かひとつを突き進めること。
私は、初めてここで、学問に向き合った、と感じる。
初めてここで、きちんと勉強をした、と。勉強を頑張ったと。

強く平和を訴う文化。
恒久的な平和が続くことを。

また、
二度と訪れることはなさそうな場所へも行った。
逆に、
二度と訪れることはなさそうな場所に住んだ。

“元、いた場所” ではできなかった体験。

学問においてもそう。知識の交換や交流の体験。
病気の発覚と治療。これが大きかった。

こどもとのかかわりを持った初めての場。

今でも嫌悪感があるが、

初めて「先生」と呼ばれたあのとき。

幸せを知っただけに、

孤独に少し悲しみを抱いた日。








悪いことばかりではなかった。

むしろ良いことだった。

なんだか今日は。

これまで歩んできた道のりを正しいと思うしかないのだと思う。

そう思うためには、これも、有り触れた言葉だが、行動しなくては始まらない。

ムーヴメントを起こさなくてはならない。

去年は、何もできなかった。

今年はどう?

沖縄でもうひとりの父に出逢ったこと。姪の初めての誕生日を祝ったこと。長野で祝い、再会したこと。群馬で北の父と再会したこと。色々と挑戦したけれど、ダメだったこと。野球を見たこと。オートバイを買ったこと。北の後輩と再会したこと。キャンプをしたこと。

今年の終わりには、大好きな友人の結婚式がある。

ムーヴメントを起こしたことで、本来出逢うことなかった人間達と邂逅した。

同時に、不可抗力、第三勢力的存在によるムーヴメントを起こされる、というのもある。

ただ、私は、



ムーヴメントの発生


これは、否応なしに物事を変えるのではないかと考える。

その結果、私は、

すれ違いさえもしない人々と出逢った。

進路を変えたことも、ムーヴメントのひとつ。

癌になったこともひとつ。

別れたこともひとつ。

仕事をやめたこともひとつ。

休止中のバンドで歌い、終わった後に嘔吐したのもひとつ。

しょうもない雑記を書き始めたのもひとつ。

くだらない放浪を始めたこともひとつ。

放浪中、些細なきっかけで連絡先を交換し、海への誘いに行ったこともひとつ。

どうでも良いことを連絡するのもひとつ。

ムーヴメントは今日だけのことではない。

今までの積み重ね。

過去を積み重ねて、現在に至る。

現在を積み重ねて、未来へ届く。


今は、ちょっとばかしの休憩中。

そのムーヴメントを起こす中で、失ったものも数えきれないほどある。

上述した、違う未来。

失ったものは、取り戻すことはできない。

私は、今まで、そして今でも恵まれていた。

でも、少し恵まれなくなったこともあった。

今まで恵まれていたこと、うまく言語化している言葉。

「恵まれている」って
「気にしないでいられる」
状態なのではないかな。

口内炎できると
いつもそんなふうに思う。

土門蘭


私も、そう思う。

頭痛が起きると、いつもの健康さを痛感する。

眠れないと、夜どのような体勢で寝ていたか、思い出せなくなる。

薬漬けの毎日は、これまで何も服用してこなかった日々が懐かしく思う。

温泉に入るたびに、左のお腹にある3つの縫った傷口を見ると、少しプライドが傷つく。


それでも。

すべてがよかった。

よかったんだと、思うしかない。

今の時期は、たった一瞬。そう思うしかない。

むしろ、良いことしか起きていない。


でも、病気だけは。

良かったなんて微塵も思わない。

でも、今ならできる。

良かったと思い込むことは。








なんだか今日は。





部屋の外にいるみたいだ。

訃報

酸欠少女さユり公式サイト
2015年8月26日デビュー酸欠少女さユりのオフィシャルウェブサイト、最新情報、ライブ情報など掲載。

とても、悲しいです。

以前の記事で、さユり氏の楽曲をタイトルに使わせて頂いていました。

素敵なアーティスト。

非常に悲しく、虚しく、残念です。

酸欠少女さユり氏が、享年28歳。

亡くなったそうです。

28歳。

言葉が出ません。

嫌な、勝手な想像はしたくありませんが、

最後の投稿は、声が出せなくなった、とのことでした。

御冥福をお祈りします。

あなたの声が、大好きでした。

あなたの書いた歌詞が、大好きでした。

あなたの世界観が、大好きでした。

きっと私は、あなたの歌を聴き続けます。

どうか、心を安らかに。

最終回にはならない。

フジファブリック
志村正彦
https://www.hirohisanakano.com/home/2005/12/12/3380/
ROCKIN’ON JAPAN DEC 2005 MASAHIKO SHIMURA(FUJIFABRIC) | HIROHISA NAKANO | 中野敬久 PHOTOGRAPHER
ROCKIN'ON JAPAN DEC 2005 MASAHIKO SHIMURA(FUJIFABRIC)































私の好きなアーティスト。

フジファブリック。

このバンドは、残念ながら、来年の2月に解散してしまいます。

ずっと、青春時代から聴いていました。今でも。


どこかでも綴ったような。

フジファブリックは、元ボーカル 志村正彦氏がいました。

志村正彦氏は、享年29歳。

亡くなっています。

私は。

あなたの声も、きっと私は死ぬまで聴き続けるでしょう。


不謹慎ですが。

海外では、The27Club というものがあります。

有名な俳優、アーティストが27歳で亡くなっていることから、このような一覧ができたそう。


27歳までは、あと少し。

今は。まだまだ、私は最終回には、したくないと思っている。

私の癌は、今の臨床病期、ステージにおいて、

5年後生存率、約50%。

つまり、ニブイチ。

今。手術から、3年。

あと、2年。

5年後は、20代、最後の歳になる。




まだ、最終回にはなりません。

お別れはいつか来る。

でもそれは、今日じゃない。

これで良かったんだと、

そう思えるようになるまでは。

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