アスファルト
タイヤを切りつけながら
暗闇走りぬける
チープなスリルに身をまかせても
明日におびえていたよ
It’s your pain or my pain or somebody’s pain.
誰かのために生きられるなら
It’s your dream or my dream or somebody’s dream.
何も こわくはない
TM NETWORK「Get Wild」
アスファルトをタイヤで
切りつけるなんて
怖くてできません
ツーリング
さて。
本日は、友人のドラムと、
ツーリングへ行って参りました。
右：私 [セロー250]
行き先はこちら。
そうです。
目的地は温泉です。
後ほどの見出しに書きますが…
温泉を目的地として、私の希望である
神社へ行こう、というツーリングの予定。
インカム、以前書いたような、
いわゆるマイクを使用して、
くだらない会話をしながら、約2時間ほど。
とても、ツーリング日和“でした”。
はい。
でした。
Right：セロー250 [Vocal]
はい。
到着後。
ちょうど正午。お昼頃でした。
お腹が減っていました。
温泉にて、食事ができるそう…だったんですが、
残念ながら、食堂は空いておらず。
そのため、先にお風呂に入ることに。
2時間弱ほど、最高の湯に浸かりました。
浸かっていたのです。
お風呂上がり。
そう。
雨が
降り出しました
そんなもんですよねぇ。
急いで、私たちは昼食へ。
やっぱり。
注文はひとつ。
味噌県
でちゃいました
旅行は、どこへ行くかより、誰と行くか。
それでも、食事は大切。
エネルギーチャージ。
そう。
結局、私たちは逃れられないのです。
美味しかった。
その場所の有名ものでもなんでもない、
食べたいものを食べる
それでよい。
雨が降ってきたとはいえ、小雨。
ありがたい。
くだらない話にはよいつまみ。
正直、何を話していたか覚えていないほどくだらない話。
インカムは便利だ。
私たちは、更なる目的地、
そう、神社へと向かっていった…
神社とツーリング
神社
温泉から、走ること約30分。
ついに到着！
目的の神社はこちら。
いやぁ。
紅葉が色づき、最高な景色でした。
Right：セロー250 [Vocal]
こちらは、神仏分離令の影響を受け、
お寺の要素を含んだ神社だそうです。
親切に、宮司さんがお話ししてくださり、
大学院で学んだ知識がここで生きました。
ありがとうございました。
私が熱く、御朱印についてドラムに語ると、
ドラムも同じく、御朱印帳をゲット。
よし。これで御朱印巡りツーリングができます。
ドラムは以前、日光へ行ったとのことでしたが、
こちらの神社の方が良いとのこと。
やはり
心が洗われる。
素敵ですね。
気持ちが良い。
雨が降っている中でも、清々しい気持ちで、
私たちは帰路に着く。
くだらないこと
道中。
ドラムが面白いことを言っていた。
私のオートバイのハンドルバー。
(セロー250)
「この色、キン消しじゃん」
ちょ、購入した時からこれで、私も変えたいと思っているから…
キン消しの思い出があるため、笑いが止まらず。
くだらない。
本来、10年ほど前に済ますほどの青春を、
10年越しに体験しているかのような。
くだらない。
面白い。
そんなやりとりをしながら、
約2時間の道のりをかけて、
帰路についた。
夕飯
さて、休憩しながらの帰路。
道中。
一度、複数回のエンストを起こし、疲れを感じ。
近くのコンビニにて休憩。
時間も時間、ということもあり。
夕飯を食べよう、という話になり。
懐かしのこちらへ。
ネギみそつけ麺
相変わらず、店はガラガラ。
店主は、私たちが入るまで、スマホでゲームとプレミア12(野球)の観戦。
ダラダラと会話をしながら、ツーリングを振り返り。
長いようで、短いツーリングの終わりを感じた。
その後。
ドラムは、ガソリンを入れて、帰宅する、と。
ここで、事件が起こる。
帰るまでが遠足
ガソスタ事変
遠足、というものは。
帰るまでが遠足でございます。
ツーリング道中、
こちらで私が初めて出会った柊きふゆが、オートバイの免許を取ろうとしていることを伺い、
3人でのツーリングを夢見て、未来を楽しみにしていました。
その際、ドラムがよく、こう言っていました。
“オレはまだ、
バイク転かしてないから”
なんか、怒られそう。
そう。
ドラムのオートバイは、私のもの(中古で林道を行き、傷ついたもの)と違い、
とても綺麗であり、まだ転けていないそう。
だったんですが。
遠足は
帰るまでが遠足
給油する際、
本当に嫌なことに、地面に傾斜がついており、
一部始終を見ていました。
まさに。
オートバイが、横に転がっていく姿を…
150kg超のオートバイ、もう。
止まらない。
あぁ！！！
そう。
ご利益は、ありませんでした。
なんて言ったら、怒られる。
カウルが弾け飛びました。
とにかく、私とドラムの実家近くであったこともあり、
ドラムの実家に連絡が取れれば、実家に寄る、
ということで、目的地を変えました。
救世主と
そうして、我々はドラムの実家へ。
なんと！！！
ドラムの実家には、
歴戦ライダーの父が
いたのです(with妹)
右：チチオッヤ
妹は、残酷でした。
ケタケタ笑い、ヤバーw なんて言いながら、
ひっぱ叩きたくなりました。
冗談ですよ。
大切なオートバイに傷がついて、
ドラム、怒っていいぞ。
ただ、いきなりお邪魔した私に対しても、
とても親切に接してくださり。
ドラムの父親が急いで応急処置。
私たち3人は、ちょけている。
ハヤブサ1300 [チチオッヤ]
セロー250 [ワタッシ]
マジェスティS [ドラッム]
いやぁ。
父ちゃん、イカつすぎっしょ…
左から、私、妹、父親
ということで。
ジグソーパズルのように、欠けたカウルを直し…
なんと！！！
ドラムのアンダーカウルは、完璧なまでに修理を！！
これはすごい。チチオッヤ、素敵。
あるとないで、防風性能に全くもって効果が変わりますので。
なんやかんや1時間ほど。
事件は起きたものの、
素敵な時間を、素敵な家族と、
過ごさせてもらいました。
最後にトラブルがありながらも、
素敵な空気で場を和ませてくれたこと。
ありがとうございました。
とても楽しませてもらいました。
よければ、来週も呼んでくださいね。
最後に
初めての、ソロではないツーリング。
オートバイ。
この時期は寒いし、ギアチェンジで疲れるし、荷物は乗らないし、風の影響を受ければ、腰も痛くなるわ、手足は冷えるわ、自動車に幅寄せされ、悴んだ手でクラッチは握れなくなり、温泉で暖まった身体はとうに冷えている。転べばすぐに傷がついてしまう。壊れたパーツは戻らない。大切に乗っていても、ものの一秒で傷つき、下手したら自分まで怪我をしてしまう。
そう。
そうなんです。
オートバイは、
最悪で、最高の乗り物です。
最高です。
二度と乗りたくない。
とても、とても楽しかった。
寒すぎる。
気持ち良い。
もう乗りたくない。
また、行きたい。
最高です。
安全運転で。
事故は起こさないように。
絶対に、無事に家に帰ることを前提として。
アスファルト タイヤを切りつけながら、
これからも、人馬一体、
私は、風になりたい。
