やっていくしかないよな
昨日の酒が悲しいが
苦しいが
抜けてなくても
どんなになっても俺は
俺のままだぜ
良し悪しの向こう側で
会えたらまた会おうぜ
時速36km「スーパーソニック」
私は
この曲を聴くと
何度も、何度も、何度も、
通院を繰り返し、ひとり悲しく
帰宅した、そんな記憶が蘇ります
ご挨拶
まず、はじめに。
いや次の見出しが、“はじめに”になっていますが…
とにかく。
- 一年間(ずっこいことをしながらも)記事を続けられたこと
- 定期的に読んでくれている人がいること
- 記事へ“参加してくれた”人
その他諸々もですが。
私はイベントごとがあまり好きではありませんので、
実はこんなふうに書きたくはありませんでしたが、
まあ今日は書きます。
一年間、ありがとうございました。
来年も、何卒よろしくお願いいたします。
はじめに
相当前に、更新した、こんな記事がありましたね…
ロックな行動
当時は、オモレーと思いながら、綴りましたが。
今でも、オモレーと思っていますが。
オモレー意見も、少しずつ集まっているので、いつかは記事を書きたいのですが。
まだまだ、欲しいな…という自分がいて、まとめられていません。
また、前回のこのテーマは、結構、ポジティヴといか、おもしろおかしい感じですよね。
それに反して、初回目の協賛型記事。
(他にも、個人的に協賛型記事だと思ったものも、カテゴライズしているのでよければどうぞ。)
この記事では、初めての取り組みであったのにも関わらず、
また、どちらかというとネガティヴな内容でありながら、
想像以上のご意見が集まりました。
それもまた、私が調理しやすい感じで集まりました。(他が調理しづらい意見とは言ってませんよ!?)
繰り返しますが、上述した3回目の協賛型。
これは“おもしろおかしい”テーマ。
少し違和感を感じました。
年末に。
書きたい記事は、やはり、逆ベクトルかなと。
そう思いました。
とやかく、伝えたいことは以下の点。
- この協賛型の記事も、まだまだ募集中ということ。
- 次のテーマは、ネガティヴであること。
- ぜひ、どんな意見でも拾うので、教えていただきたい。
ということで。
今日の記事をどうぞ。
更新頻度に関しては、そろそろ私の性格をご理解くださいね。
のんびり、亀のように歩いているので…
テーマ
これまでの人生で
一番辛かったこと
これを教えて欲しいのです。
記事にしても良い方は、差し支えなければ、
教えて頂きたいです。
ただ。
絶対条件があります。
“絶対”の条件です。
辛かったけれど
今は、笑えること
です。
人間同士、本当に知らないことがたくさんあります。
本当に仲の良い友人同士でも、心を許していてもそうでなくとも
踏み込まれたくない領域は誰にでもあります。
私もあります。
今回のテーマは、自己中心的な記事です。
私のエゴです。
私だけ、恩恵を受けたいと思う我儘。
知らない引出しを聞かせて欲しい我儘。
この記事を通して、読んでくれている方々が、
触れられたくない何かを教えていただけたら、と思い、
自分自身の“エゴ”で、記事を書きたいと思いました。
ただ、それだけでは救いがない。
どうにもイヤな記憶。
それは、心の大事な押し入れにしまっておいて欲しい。
敢えて、もう、今は笑える話。
それを記事にしたい。
また、教えて頂いても、記事にはさせていただかないケースもあると思います。
引き出しに触らないこともひとつです。
また、面白い意味でのご意見でも、なんでも、お待ちしています。
なんとなく。
意見が集まらず。
自分のケースだけ紹介することになるんだろうな…
ネガティヴな内容だし…
もう、ネガティヴになってきたし…
あと、今は笑える、という絶対条件も、
実は別の意味があります。
気まずくなるから
というのが一番にあるからですね。
私は…弱いッ!
自分のケース
色々とありますが…
うーーーーん。
多分、こういうところで綴ったりできることや、言語化できるのは、ある程度割り切りができることなんだろうな。
堪えたな…というのは、うん。
癌の関係もそうだし、鬱関係もそうだけれども。
笑い、にできる、という点で。
二つほどあります。
一つは、
中学時代、最も親交のあった友人が亡くなったことです。
これは、いつかきちんとした形で書きたい・遺したい内容でもあるので、詳細には書かないつもりですが。
また、ドラムも書くかもしれませんので、もう一つを。
結局、人間というのは自分が可愛くて、自分のことを語りたくなってしまうから。
うん。
癌かも。
だから、導入にあのように書いた。
今は、笑えるけど。
いいね、これ、自分語りできるから。
私の癌は、稀有なもので、そういったホームページにも記載が少なく、
おおよそ100万人に1人いるかどうか、だそうです。
今日の年末ジャンボに当たる確率くらいか?
私は外れたが。
また、不謹慎ですが、芸能人などで罹患している人は出てきません。
レアだからね。
ですから、繰り返し綴っていますが、
年末まで綴っていますが、
医師を責めるわけでも全くございませんが、
はじめはこの病だと疑わなかったそうです。
ですから。
ですから。
何度も。
何度も。
通院。
入院。
検査。
何度したことだろう。
その度に。
言われることは同じ。
「わからない」
それだけ。
その一言を聞くためだけに、高い金を払って、遠い病院へ通い。
まだ身体の中にある時点で、癌だとわかり、
わかったまま、3ヶ月も手術を待たされ、
結果は芳しくなく。
抗がん剤というものが、突然身近に感じる生活になってしまって。
失礼なことを申し上げますが。
終焉に近い人の間に挟まれて、診察を受けている。
今もなお。
信頼していた、パートナーにも見限られ。
これは、相手方の人間性、でしょうか。もういいけど。
当時。
修士課程と講師生活にて、落ち込んでる姿なんて後輩に見せられない。
笑顔を貼り付け。生きるだけ。
そんなだったなぁ。
と、改めて思い返す。
それでも救いはありました。
と、続く記事では、ありません。
救いはないです。
ないまま、本日を迎えています。
私のケースの紹介は、終わりです。
そんな理不尽な世界でも、やっていくしかないんです。
やっていくしか、ない。
私より、もっと重篤な病状を抱えている人もいる。
不幸な境遇で、志半ばで朽ちていく人もいる。
それでも、私は当時、結構堪えた。
毎度の採血も、安静時血圧測定のため30分寝かされてからの検査も、意味不明な薬を飲まされることも、造影剤を使用したCT検査も、意味のなかったMRIも、カテーテルで患部にまで管を伸ばし麻酔なしで検査をしたことも、ドラマみたいな部屋で手術したことも、抗がん剤で怠さがなくならないことも、代謝が良くなりすぎて生活に不便が出ることも。
そんなことよりも。
癌 患者
と。
見せ物として。
病人として。
可哀想な人として。
哀れな目で見られることが、哀しかった。
「大変だね」なんて言葉。
うるさいんだって。
お前だって大変なことあっただろうが。
私にとっても、お前にとってのその一つの大変さだわ。
なんて思って。
言葉を飲み込むことが、イヤでした。
病気自体は、すぐ受け入れられた。
その視点は、今でも鬱陶しい。
2024/12/31
最後に。
本日は、年内、いや、よく考えたらずっと年内ですが。
こんな意味不明な、イヤな気持ちになるような記事を書き、
本来の私らしさを出せたと、この一年を振り返りつつ…
2024年の最後のラストランをしました。
軽めですが。
来年も、走ります。
オートバイも買ってよかった。
Bucket Listも更新しなくちゃ。
今年は、
多くの人と、再び出会った年だった。
知らない人と、知り合えた年だった。
失敗して、落ちて、落ちて、落ちて。
悪くない年だったな。
最低な年だったな。
今年一年、私がやっていたことは、ほとんど意味がなかった。
そんな世界でも、やっていくしかないよな。
そう思った、今日。
きっと、死ぬまで。
来年もよろしくお願いいたします。
やっていくしかないよな。
猿と犬